西川きよし、澤田隆治さんを偲ぶ「『顔の出せる芸人になりや』とおっしゃっていただきました」

西川きよし

お笑いタレントの西川きよし(74)が17日、所属事務所を通じ、16日に都内の病院で亡くなった名プロデューサーで演出家の澤田隆治さん(享年88)をしのんだ。

きよしが初めて澤田さんに会ったのは歳の時。「私が17歳で吉本新喜劇・通行人Aをしており、白木みのるさんの付き人時代のころ、朝日放送制作の『てなもんや三度笠』のリハーサル室でした。澤田さんに熊の着ぐるみを着て出演する仕事をいただきましたが、本番終わり着ぐるみを脱いだときのことでした。澤田さんは私に『はやく顔の出せる芸人になりや』と一言おっしゃっていただきました。その言葉がこれまでの芸能生活を支えております」と感謝した。

妻のヘレンも朝日放送制作の「スチャラカ社員」で世話になり、2人の結婚式の披露宴にも来てもらったという。

最後に会ったのは、2年前の「てなもんや三度笠」の特番収録だったといい、「どの現場にも誰より早く来て、熱心に遅くまで働く、一体いつ寝ているのだろうと感じさせるほどの熱意尊敬していました。心からご冥福をお祈り申し上げます」と追悼した。

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