IOCの“貴族軍団”が再び逆なで発言 ワクチン打たずに日本行き「どうかしてる」

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KY発言に振り回されている

国際オリンピック委員会(IOC)古参委員で重鎮のディック・パウンド委員(79)が、新型コロナウイルスのワクチンを打たずに日本へ行く選手について「どうかしてると思う」と、またも開催国の感情を逆なでする発言をした。

17日、ニュージーランドの国営ラジオ「RNZ」のインタビューに答えたパウンド委員。東京五輪について「違った形の五輪を計画していると思うが、これも五輪。新たな変異種が世界中で恐ろしいアウトブレークを起こさぬかぎり、中止はない」と強調。現状では「安全に行くことができるとすべてが示している」「私たちはインドやブラジルを日本に招待するわけではない。比較的少数だが、ワクチンを接種済みで、すべての健康に非常に細心の注意を払っている人々だ」と安心安全の五輪を訴えた。

一方で、選手のワクチン接種が義務ではないことを問われると、パウンド氏の日本に対する本音がポロリ。「私はワクチンを打たずに行くのはどうかしていると思う。これらすべてが始まった震源地の近くに行くんです。予防接種を受けることは理にかなっている」と、コロナが最初に拡大した中国に近い日本へ〝ワクチン武装〟なしに行くことを「どうかしている」と指摘。改めて各国選手団にワクチン接種を推奨する意向を示した。

確かに感染拡大が止まらない〝危険地帯〟で国民の大多数がワクチン未接種な日本はどうかしているのだが…。これまでも自由奔放な発言で物議をかもしてきたパウンド委員。コロナ禍に苦しむ開催国の国民の気持ちを考えぬ〝貴族軍団〟らしい発言と言えそうだ。