マリナーズ・菊池雄星 今季6度目のQSも2勝目ならず

【タイガース4-1マリナーズ】@T-モバイル・パーク

マリナーズの菊池雄星は今季8度目の先発登板に臨み、6回96球を投げて被安打3、奪三振8、与四球4、失点3という内容で今季6度目のクオリティ・スタートを記録。しかし、被安打3本のうちの2本が本塁打となり、打線の援護にも恵まれず、今季3敗目(1勝、防御率4.32)を喫した。タイガースはメジャー通算1本塁打のエリック・ハースが菊池からの1号先制ソロを含む2本塁打を放つ活躍。先発のケーシー・マイズは8回途中3安打1失点の好投で今季3勝目(3敗)をマークした。

菊池は1回表、簡単に二死を取ったあと、ヒットと連続四球で満塁のピンチを招いたが、ウィルソン・ラモスを空振り三振に仕留めて無失点。ところが、2回表先頭のハースに先制の1号ソロを浴び、二死後に四球を与えてジョナサン・スコープには3号2ランを被弾した。3回以降は立ち直り、3回表から5回表まで3イニング連続三者凡退。6回表一死からこの日4つ目の四球を与えたものの、後続2人を抑え、6回3安打3失点でマウンドを降りた。

菊池を援護したいマリナーズ打線だったが、1回裏無死1・2塁のチャンスで無得点に終わると、その後は二塁すら踏めない苦しい展開に。8回裏にトム・マーフィーの4号ソロで1点を返したが、3番手のブレイディ・レイルが9回表にハースにこの試合2本目のアーチとなる2号ソロを献上。そのまま1対4で敗れた。

© MLB Advanced Media, LP.