【東京五輪】森保ジャパンがOAで希望通りの招集実現

オンライン会見で笑みを見せる森保監督

日本代表と東京五輪代表を兼任する森保一監督(52)が18日にオンライン取材に応じ、東京五輪のオーバーエージ(OA)枠について希望通りの選手を招集できる見込みとなったことを明かした。

森保監督は「名前は控えさせていただくが、だいたい絞り込みはしている。状況によっても変わる可能性はあるが、絞り込みはすでに終わっている」とOA枠の選考を完了したと明言。五輪は派遣義務がないため問題はクラブ側との交渉になるが「今回は早い段階からクラブや選手と調整していることがうまくいっている。今のところ順調に来ている。次の活動や五輪本大会に向けて招集可能と考えている」と希望どおりの人選が叶うとの見通しを示した。

OA枠についてはDF吉田麻也(32=サンプドリア)、MF遠藤航(28=シュツットガルト)、DF酒井宏樹(31=マルセイユ)らが有力候補に挙がっており、注目が集まっている。

U―24代表は6月5日にガーナ戦(ベススタ)、12日に豊田で国際親善試合(対戦相手は未定)を予定しており、OAが初めてチームに合流する。

OAの招集という難題をクリアし、森保ジャパンが目標の金メダルへ向けて着々と準備を進めている。

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