栃木県内新たに43人感染 自治医大で学生5人クラスター 新型コロナ、18日発表

県内の新型コロナウイルス感染者数

 栃木県と宇都宮市は18日、新たに計43人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。自治医大(下野市薬師寺)の医学部学生5人の感染を、県内66例目のクラスター(感染者集団)と認定した。県内の累計感染者数は5910人。変異株感染は10人確認され、県公表の変異株感染者は311人となった。

 同大学生のクラスターは、部活動中の接触が原因とみられる。14日に1人が陽性となり、15~17日に81人を検査した。

 新規感染者は10~90代の男女。居住地別では宇都宮市17人、真岡市9人、鹿沼市4人、小山市、佐野市各3人、足利市、下野市、壬生町各2人、日光市1人。このうち1人が重症化しているという。変異株感染者は10~60代の男女。5人は現時点で経路不明。

 県と宇都宮市は18日、220件検査(委託分は未集計)。累計検査件数は23万2305件、退院者5565人、入院者156人、宿泊療養者117人、自宅療養者34人、入院調整中36人。重症者3人。

県内の新型コロナウイルス感染者(18日発表)

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