巨人・野上が「右肩の異状」で緊急降板 診断結果は19日にも判明

7回無死一塁の場面で降板した野上

巨人・野上亮磨投手(33)が18日の広島戦(東京ドーム)で7回から救援登板するも、「右肩の異状」により緊急降板となった。

野上は3―2の7回から2番手として登板。先頭の林に中前打を許し、続く宇草への初球はボールで、一塁へけん制球を投じた直後に自ら右手を上げてベンチに合図を送った。すると、ベンチから桑田投手チーフコーチ補佐とトレーナーがマウンドに向かい、原監督は球審に高梨への交代を告げた。

野上は4月27日に再昇格して以降、好リリーフを続け、15日の阪神戦(東京ドーム)では749日ぶりのセーブをマークしていた。

試合後、原監督は「いい感じでリリーフの役割の中でやってくれていたので。登板過多なのかよくわかりませんけども、投げることができない状況になったということですね」と降板理由について説明。球団発表によると、詳しい診断結果は早くて19日にも判明予定とのことだ。救援陣の中でも存在感を発揮していた右腕なだけに、離脱となればチームにとっては大きな離脱となる。

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