中日快勝!ようやくつながった竜打線にも与田監督は「答えがすぐに出るような問題ではない」

連敗を止めた竜ナインを出迎える与田監督

中日は18日のDeNA戦(横浜)で今季最多タイとなる13安打を放ち5―1と快勝。引き分けを含めた連敗を3でストップさせた。

これまで貧打にあえいでいた打線が先発野手全員安打を放ち、嘘のようにつながった。2番・京田は3安打3打点と爆発。横浜スタジアムでは2019年に打率3割8分5厘をマークするなど得意としていた球場で躍動した。「この球場好きですって書いてください。雰囲気が好きです」といたずらっぽく笑った。

16日のヤクルト戦(バンテリン)から自己最多タイに並ぶ6打席連続安打も記録し「6打席はたまたまですけど、ちょっとずつ状態は良くなってきている」。ここまで不振で苦しんだが「ことごとくチャンスで凡退しているので、僕なりに考えて打席には入っているけど、なかなか結果が伴わず、いろんことを言われますけど…。何とか積極的にどんどん振っていけている結果がいい形になっているのかな」と吐露した。

打線について与田監督は「本当に安打がよく出たし、チャンスで京田も徐々に良くなってきている。積極性もすごく今日はみんな出てきたし、良かった。安打はもちろん、うれしいけど、チャンスで打点を挙げられるようになった。いろいろそういう強さが出てきた」と目を細める。

しかし、この日、打線がつながった要因について「一言でそれを言うのは難しい。こういう世界なのでそこはいろんな評価はされるけど、皆さんの方で評価していただいて、我々は常に対策を練って取り組んでいることがうまくいったり、いかなかったりなので。単純にその答えた出るような問題ではない」と訴えた。

その上で「ただ、やっぱり残塁(14)が多かった。そこは明日(19日)に向けて反省しないといけない。もっと点が取れないといけない試合だった」と振り返る。一夜限りの爆発とならないように、今後も強竜打線として投手陣を援護したいところだ。

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