【18日】長崎県内33人新型コロナ感染 米軍佐世保基地で4人

18日発表の市町別感染者数(左)、新型コロナウイルス感染者の入院状況 (17日午後7時現在)

 長崎県などは18日、県内で新たに33人の新型コロナウイルス感染を確認した、と発表した。佐世保市の米海軍佐世保基地では従業員4人の感染が判明した。
 佐世保市の新規感染者は11人。うち3人は米海軍佐世保基地に勤務する男性従業員で、同日県が公表した西海市の男性従業員を含め計4人の感染が判明。九州防衛局によると、同基地従業員の感染は県外者も含めこれで計7人に。ただ、佐世保市保健所は現時点ではクラスター(感染者集団)は発生していないとしている。
 また市総合医療センターも同日、新型コロナ患者対応の医療従事者2人の感染を発表。いずれも新型コロナワクチンの2回の接種を済ませていた。週1回の定期検査で陽性が分かった。関係者の陰性を確認し、診療は通常通りという。
 長崎市は12人。うち1人は「市緑が丘地域包括支援センター」の職員。同日は窓口業務を休止した。施設を消毒し、代わりの職員を配置するなどして19日にも業務を再開する見通し。
 市内の学校関係者1人の感染も判明。18日は関係する学級を閉鎖し、今後関係者約60人の検査を進める。学級閉鎖となった市立小は同日から通常登校に戻した。
 大村市の60代男性と20代会社員女性は、それぞれ県外陽性者の濃厚接触者として検査し陽性と判明した。

 


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