ドジャース・筒香がスタメンで移籍後初出場 2タコで勝負弱さを露呈

筒香嘉智

ドジャースの筒香嘉智外野手(29)は18日(日本時間19日)の本拠地ロサンゼルスでのダイヤモンドバックス戦に移籍後初出場した。「7番・左翼」で先発出場し、2打数無安打、1三振2四球に終わった。8回の守備から退いた。チームは9―1で大勝した。

記念すべき移籍初打席は3回二死無走者で回ってきた。相手先発マーティンの速球を見極め、四球を選んだ。4回一死一塁も四球。選球眼の良さをアピールした。

6回一死無走者は2番手の左腕ヤングと対戦、2球で追い込まれると3球目の外角低めのボール球のカーブに泳がされて空振り三振に倒れた。

最大の見せ場はプホルスの押し出し死球で4―1とリードを広げた7回一死満塁だった。長打が期待されたが、3番手ギンケルにカウント1―1から浅い右飛。犠飛にもならず、続くラックスが右翼席にグランドスラムを叩き込んだ。チャンスを生かせなかったばかりか、勝負弱さを露呈。新天地は苦しいスタートとなった。

© 株式会社東京スポーツ新聞社