西武・中村が32試合ぶり3号!今井への〝謝罪弾〟でゲームは振り出しに

4回、中越えに本塁打を放った中村剛也

西武・中村剛也内野手(37)が19日のソフトバンク戦(メットライフ)で32試合ぶりとなる3号同点ソロを放った。

長いトンネルをひと振りで脱した。この試合に「4番・三塁」でスタメン出場した中村は2回の守備で適時失策。二死一、三塁から松田の三塁ゴロをはじき先発・今井の足を引っ張っていた。

その流れから巡ってきた1―2と1点を追う4回先頭の第2打席、中村は相手先発・松本の113キロカーブを一閃しバックスクリーン左へ放り込む3号同点弾で失策の借りを返した。

「打ったのはカーブです。タイムリーエラーをしたので打ててよかったです!」(中村)という今井への〝謝罪弾〟でゲームを振り出しに戻した。

4月6日の楽天戦(メットライフ)で打った前回2号から実に32試合ぶりの一発は自身通算427号(歴代16位)となった。

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