【東京五輪】北中南米地域の五輪組織がコロナワクチン4000本提供「よりよい状態で東京大会に」

ワクチンが東京五輪開催への追い風になる?

北中南米地域のオリンピック委員会(NOC)の集合組織・パンアメリカン・スポーツ機構は18日、東京五輪・パラリンピックに出場する選手、大会関係者に新型コロナウイルスのワクチンを4000本提供すると発表した。

米マイアミ大学及び、在米メキシコ領事館との間で、パンアメリカン・スポーツ機構の選手、関係者の健康を担保するべく、米ジョンソン&ジョンソン社製のワクチンを受け取ることで合意。ワクチン接種のためにマイアミ向かう選手、関係者の航空券代は、パンアメリカン・スポーツ機構が負担する。

パンアメリカン・スポーツ機構のネベン・イリック会長は「今回これらのアスリートたちは、ワクチンを受ける機会を得たことで、よりよい状態で東京大会に臨むことができるようになった」などとコメントした。

すでにパンアメリカン・スポーツ機構は、加盟している地域のNOCに公式文書を送ったという。

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