イタリア杯優勝ユベントスのピルロ監督が続投を熱望もリーグ最終戦次第か

ユベントスのピルロ監督(ロイター)

イタリア1部ユベントスは19日(日本時間20日)、イタリアカップ決勝でアタランタに2―1で競り勝ち、優勝を果たした。試合後にアンドレア・ピルロ監督(42)が来季の続投を訴えたと、イタリア紙「コリエレ・デロ・スポルト」は伝えている。

ユベントスはイタリア杯のタイトルを奪取したものの、10連覇を目指して臨んだリーグ戦は低迷し、現在5位。続投するには来季の欧州チャンピオンズリーグ(CL)出場権が得られる4位以内が絶対条件とされている。ただ、すでに後任監督としてスペイン1部レアル・マドリードのジネディーヌ・ジダン監督(48)やマッシミリアーノ・アレグリ氏(53)ら名前が各メディアで報じられている。

ピルロ監督は自身の去就について「私はサッカーを愛している。クラブが決めることだが、監督を続けていきたいと考えているし、このクラブを愛している」と、続投への意欲を語った上で「シーズンは多くの困難があった。私は多くのことを学んでいる。自力ではないが、日曜日の試合で私たちの未来を切り開く」と誓った。

ユベンストはリーグ最終戦(23=同24日)に敵地でボローニャと対戦する。欧州CL出場権を得られる4位のナポリとは勝ち点差1。ピルロ監督は来季も指揮を取れるだろうか。

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