“不倫サレタ夫”犬飼貴丈が“不倫妻”堀未央奈に復讐!人気漫画「サレタガワのブルー」をドラマ化

犬飼貴丈と堀未央奈が、MBS制作、TBSほかで7月13日からスタートするドラマイズム「サレタガワのブルー」(MBS=火曜深夜0:59、TBS=火曜深夜1:28)でダブル主演を務めることが分かった。

同ドラマは、集英社の女性向けマンガアプリ・マンガMeeでの連載されている、セモトちか氏の大人気“不倫”漫画「サレタガワのブルー」を実写化。幸せな結婚生活を送っていると思っていた、不倫“サレタガワ”の夫が、不倫中の妻に罪を償わせるため始動。不倫“スルガワ”の欲望全開な思考回路と“サレタガワ”の心の痛みや葛藤をリアルに描いた、新感覚の不倫エンターテインメントドラマだ。

そんなスキャンダラスなストーリーを映像化するのは、独特の視点で映像を切り取り、見る者の想像を超えるものを創り出す、映像の奇才・スミス監督。有名アーティストのミュージックビデオのほか、テレビドラマの世界でも活躍の場を広げ、「ぼくは麻理のなか」(フジテレビ)の実写化や「下北沢ダイハード」(テレビ東京ほか)などで監督を務めた実力派だ。そして脚本は、映画「私たちのハァハァ」(15年)などで知られ、同局のドラマ「コーヒー&バニラ」でもスミス監督とタッグを組んだ脚本家・舘そらみ氏が担当している。

犬飼が演じるのは、デザイナーで高収入、愛妻家の誰もがうらやむ夫・田川暢。大好きな妻・藍子に尽くし、家事に仕事に努力を惜しまずにいたが、妻が職場の上司と不倫していることを知り、復讐(ふくしゅう)を決意する役どころだ。犬飼は、不倫妻への復讐を誓いながらも、優しさがにじみ出てしまう“ザ・いい人”を体現する。

犬飼は「原作を読ませていただいた時、これは面白いと素直に感じたので、参加させていただけたことをとてもうれしく思います。藍子さんに翻弄(ほんろう)されながら、何とか反旗をひるがえそうとする暢を、僕なりの解釈で監督たちと相談させていただきながら演じさせていただきました。皆さんの元に届くのが今から楽しみで仕方ありません、お楽しみに」とメッセージを寄せる。

また、今年3月に乃木坂46を卒業し、本作で地上波連ドラ初主演となる堀は、暢の妻・田川藍子に扮(ふん)する。自分の欲望のためならどんなことでもやってのけ、不倫を悪いことだとすら思っていない怖いもの知らずの悪女である藍子。清純派アイドルを卒業し、新たなスタート地点に立った堀が見せる、色気にあふれた悪魔のような不倫妻役に期待が高まる。

堀は「お話をいただいた時に、悪女役をやったことがなかったので率直に面白そう!と思い、すぐに漫画を最新刊まで読んで、想像のできない展開と、私が演じる田川藍子のぶっ飛び具合に心ひかれ、撮影も新たな感情やシチュエーションを楽しみながら日々演じることができました」と撮影を振り返る。そして「今までにはない、新たな不倫ドラマ。皆さんの感想が今からとても楽しみです。毎週ハラハラドキドキしながら見ていただけたらうれしいです」と呼び掛けている。

原作者のセモト氏は「私自身、昔からテレビを見るのが大好きで、漫画を制作する際にはキャラが脳内で確立しやすいように配役を芸能人の方でイメージしていくことが多くて。暢役の犬飼貴丈さんはまさに思い描いていたご本人だったので、決まったとお知らせいただいた時には、大きな声が出ました!」と配役にまつわるエピソードを明かし、「藍子役の堀未央奈さんも、こんな天使のようなトップアイドルが藍子という悪女を演じてくださるなんて…大丈夫か…大丈夫か…と震えました。しかし撮影現場を見学に行かせていただいた時、仕上がりがあまりにも完璧な藍子で、堀さんのプロ根性を感じました。『サレブル』を愛していつも応援してくださっている熱い読者の皆さまも、楽しんで見ていただけたら光栄です」とアピールする。

さらに「多くの皆さまのおかげで『自分の漫画の実写化』という人生の目標が、一つ達成されました。感謝と感動が止まりません。ドラマ化、本当にうれしいです」と喜びを伝えている。

© 株式会社東京ニュース通信社