【東京五輪】宇都宮弁護士が内閣府、組織委にも「中止要望書」提出へ

宇都宮健児氏

弁護士の宇都宮健児氏(74)が菅義偉首相(72)、丸川珠代五輪相(50)の両名に宛てた「東京五輪中止要望書」を21日午前に内閣府へ提出することがわかった。宇都宮氏陣営のスタッフが20日に明かした。

宇都宮氏は今月5日正午にSNSで東京五輪中止を求めるオンライン中止署名を開始。現時点で37万筆を突破し、14日には国際オリンピック委員会(IOC)と東京都に中間報告と中止の要望書を提出した。米国内の五輪放映権を持つNBCなど有力海外メディアも同氏の署名活動を報じるなど世界的な注目が集まっている。

なお、宇都宮氏は菅首相と丸川五輪相へ提出した後、同日中に東京五輪・パラリンピック組織委員会(東京・晴海)へ行って橋本聖子会長(56)にも提出するという。

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