【東京五輪】U―24代表主将は吉田麻也 森保監督「基本として考えていきたい」と指名  

吉田麻也

森保ジャパンが「キャプテン吉田」で金メダル獲りだ。

東京五輪に臨むU―24日本代表は本大会メンバー発表前の最終選考として、6月5日にガーナ戦(ベススタ)、同12日にジャマイカ戦(豊田)を戦う。

注目されたオーバーエージ(OA)枠の選手も初合流。DF吉田麻也(32=サンプドリア)、DF酒井宏樹(31=マルセイユ)、MF遠藤航(28=シュツットガルト)の3選手が招集された。森保一監督(52)は「基本的には本大会も戦ってもらいたい」と明言。「絶対的な戦力であり、若い選手たちにも影響力がある。プレー以外の面でも行動で示してくれ、コミュニケーションを取りながら若い選手の成長を促してくれる3人だと思る」と東京五輪世代との相乗効果に大きな期待を寄せた。

そして指揮官は本大会に向けて吉田を主将に指名する方針を表明。「A代表のキャプテンがU―24代表に加わるし、そこを基本として考えていきたい」と明言した。そのうえで「五輪世代の活動ではMF中山雄太(24=ズウォレ)が中心になって頑張ってくれていたが(今後も)チームの中心として支える、まとめる役割を担ってもらいたい」と語り、中山が本大会メンバーに入れば〝副主将〟として吉田をサポートすることになりそうだ。

吉田の強力なリーダーシップが、金メダル獲りの大きな武器になりそうだ。

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