新潟県上越市の野澤朗副市長が今秋の上越市長選に出馬へ

取材に応える野澤朗副市長

21日に退職辞令を受け取った上越市の野澤朗副市長は21日、辞令交付式後の報道陣の取材に応え、「市長という職を意識した活動に入る。6月上旬には出馬会見をしたい」と話し、10月31日の上越市長選に立候補する意向を改めて示した。野澤副市長は6日に報道陣に上越市長に出馬する意気込みを伝えていた。野澤副市長は21日の正午に退庁する予定。

野澤副市長は「今日は公務員としての41年間の重みがある。宮越馨市長時代にはISO14001、木浦市長時代は市町村合併、村山市長時代には教育長、副市長を経験した。そこで福祉(職員時代)と教育(教育長時代)という市役所の非常に大事な部分を学べせて頂いた」と語った。

今秋の上越市長選をめぐっては、元上越市議の中川幹太氏が立候補の表明をしているほか、佐渡市の行政書士、後藤浩昌氏も立候補を表明している。また、元上越市長で、現在上越市議の宮越馨氏の動向も注目されている。

上越市の村山秀幸市長から退職辞令を受け取る野澤朗副市長(左)

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