観光業も大ダメージ!どう立て直す?日光市長選は新人2名の一騎打ち!

5月16日に告示された日光市長選には、粉川昭一(こなかわ・しょういち)氏(57)、自民党が推薦する阿部哲夫(あべ・てつお)氏(71)の無所属新人の2名が立候補しました。投開票は5月23日に行われます。

現職市長の死去に伴う今回は、新型コロナウイルス対策および影響を受けている観光業など経済産業の振興策、行財政改革の進め方などが争点と考えられます。

「夢と希望」あふれる新たな日光を市民とともに

粉川氏は新潟県長岡市生まれ、栃木県立今市工業高校卒業。東京道路エンジニアリング株式会社(後に東関東道路エンジニアリング株式会社に分社)社員、有限会社協栄技研取締役、同社代表取締役、相談役を経て、2010年の日光市議選に初当選。以降3期連続当選しました。

粉川氏は以下の政策を掲げました。

1 市民サービスは最大に!経費は最小に!(行財政改革)
①行政サービスの迅速性の向上
②内部経費の削減・新規財源の創出
③デジタル行政の推進
④市民との協議に基づく施設の有効活用検討

2 「夢と希望」は新たな取組(チャレンジ)から!
①自由なアイデアを生かす仕組みづくり(職員の政策提案・民間提案制度など)
②多産業連携による無限大の成長戦略
③新たな観光プロモーション事業
④観光客をターゲットに民間と連携した取り組みの創出
⑤連携協定を締結した大手企業と地元企業のビジネスマッチング
⑥「チャレンジできるまち日光」イメージ戦略

3 迅速性を重視したコロナ対策の実行!
①コロナ対策センター設置
②ワクチン接種の安全、円滑な対応
③高齢者施設、宿泊施設のPCR検査の無料化
④安心して訪れることのできる観光地づくり(感染者帰宅支援など)
⑤「新たな生活様式」を進めるためデジタル化(現在の窓口業務も残しつつ)

4 「心を感じるまち日光」を目指して!
①市と市民とのつながりを深めるための双方向コミュニケーションシステム
②多様な価値観を認め合うまちづくり
③すべての人がいきいきと暮らせるまちづくり
④未来の日光を担う子どもたちの成長「目指せ!学力県内一」「国際観光都市の利点を活かした英語教育の充実」

新型コロナの感染対策を円滑に進め、早急な財政再建を

阿部氏は旧 今市市生まれ、日本大学農獣医学部卒業。旧 日光市に入庁し、現 日光市の企画部長、助役、副市長を歴任しました。

阿部氏は以下の政策を掲げました。

・市民と議論を重ね、頼りになる行政を展開する
・新型コロナウイルスのワクチン接種の体制を整備する
・新型コロナ対策として、高齢者や子供のいる家庭に1世帯1万円の給付金を支給する
・国や県とのパイプを活かし、財政再建を最優先する
・財政再建策として産業団地を誘致する

 

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