マルティネス逆転弾でRソックス勝利 澤村2/3回2失点

【レッドソックス8-7ブルージェイズ】@TDボールパーク

レッドソックスは2回表に一挙5得点のビッグイニングを作って試合を優位に進めていたが、先発のニック・ピベッタが5回7安打5失点(自責点4)と粘れず、2番手の澤村拓一も守備のミスに足を引っ張られて2失点。ブルージェイズに逆転を許した。しかし、1点ビハインドの9回表二死3塁の場面でJ・D・マルティネスが起死回生の12号逆転2ラン。頼れる主砲が通算250号となる節目の一発でチームを勝利に導いた。

レッドソックスは2回表、ボビー・ダルベックに5号逆転3ランが飛び出し、エンリケ・ヘルナンデスとマルティネスのタイムリーも出て一挙5得点。ところが、2回裏にボー・ビシェットのタイムリー二塁打で1点を返されると、5回裏と6回裏に2点ずつを失い、リードを奪われた。しかし、9回表に一死2・3塁のチャンスを迎え、アレックス・ベルドゥーゴのファーストゴロの間にまず1点。そして、二死3塁からマルティネスがセンター右へ12号逆転2ランを叩き込んだ(打たれたのは元阪神のラファエル・ドリス)。

6回裏に2番手として登板した澤村は、ダニー・ジャンセンの二塁打の処理を右翼ハンター・レンフローがもたつき、いきなり無死3塁のピンチ。ジョナサン・デービスに勝ち越しタイムリーを許した。二死1・2塁からテオスカー・ヘルナンデスをショートゴロに打ち取り、二塁封殺でチェンジかと思われたが、二塁マイケル・チェイビスが落球。二死満塁とピンチが広がり、ランドール・グリチックにタイムリーを許して降板となった。2/3回(26球)を投げて被安打3、奪三振1、与四球1、失点2(自責点0)という内容で今季の防御率は3.18となっている。

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