「アオラレの金曜日」? 「エルム街のアオラレ」? 「アオラレ」伝説ホラー映画パロディポスター

ラッセル・クロウが狂気のあおり運転常習者役を演じる映画「アオラレ」が、5月28日から劇場公開される。このたび、伝説のホラー映画シリーズ「13日の金曜日」と「エルム街の悪夢」をモチーフにした、2種類のパロディポスターが公開された。

映画史に残る殺人鬼ジェイソンを生み出したホラー映画「13日の金曜日」のパロディポスターは、ジェイソンのシルエットなどはオリジナルそのままに、シルエットの向こうにはラッセル・クロウ演じる”男”と追われるヒロインのレイチェル(カレン・ピストリアス)の、緊迫した姿が描かれている。また、オリジナル版でジェイソンが持っているナイフが、「アオラレ」の”男”が劇中で使用する金づちに替わっている。

夢の中に現れて人々を襲う殺人鬼フレディ・クルーガーの恐怖を描いた「エルム街の悪夢」のオリジナルポスターは、ベッドで横になる女性の頭上にツメを振りかざしたフレディの顔が浮かびあがるデザイン。パロディポスターでは、ヒロインのレイチェルの頭上に描かれた”男”の狂気に満ちた顔と、フレディのツメに代わって金づちがデザインされ、レイチェルの恐怖にあふれた顔も描き出されている。

ちなみに、公開されたパロディポスターは、本国アメリカで製作されたものを日本用にローカライズしたもので、タイトル表記をローマ字で「AORARE」とし、公開日は日本での劇場公開日(5月28日)になっている。

「アオラレ」は、日本でも社会問題となっている「あおり運転」の恐ろしさを描いたアクション・スリラー。シングルマザーのレイチェルが、見知らぬ男と信号で言い合いになってしまったことから、あおり運転の恐怖に巻き込まれる。男を演じるのは「グラディエーター」のラッセル・クロウ、「移動都市/モータル・エンジン」のカレン・ピストリアスがレイチェルを演じている。監督は、「レッド・バレッツ」「幸せでおカネが買えるワケ」のデリック・ボルテが務めている。

【作品情報】
アオラレ
2021年5月28日全国ロードショー
配給:KADOKAWA
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