テデスキ・トラックス・バンド、デデレク&ドミノスの名曲「だれも知らない」ライヴ・パフォーマンス映像公開

Photo credit::Jay Blakesberg

テデスキ・トラックス・バンド(TTB)が、デレク&ドミノスの名曲「だれも知らない」のライヴ・パフォーマンスのミュージック・ビデオ(MV)を公開している。

Youtube:Tedeschi Trucks Band - Nobody Knows You When You're Down And Out (Live)

デレク・トラックス、TTBの重要なコラボレーターであるドイル・ブラムホールII、トレイ・アナスタシオの見事なソロ、そしてスーザン・テデスキのスモーキーで情熱的なヴォーカルをフィーチャーしたこの曲は、7月16日にリリースされるTTBの新しいライヴ・アルバム『レイラ・リヴィジテッド』に収録されている、燃えるようなケミストリーと魅惑的なミュージシャンシップを象徴するトラックとなっている。

2019年8月24日にバージニア州アーリントンで開催されたLOCKN' フェスティヴァルで収録された『レイラ・リヴィジテッド』は、伝説のギタリスト、エリック・クラプトンとデュアン・オールマンが比類なき活躍を見せた1970年の傑作『いとしのレイラ』に、アナスタシオとブラムホールを従えたテデスキ・トラックス・バンドがオマージュを捧げるという、心躍るサプライズ・パフォーマンスを収めている。

オリジナルのデレク・アンド・ドミノスのロック名盤『いとしのレイラ』は、スーザン・テデスキの誕生日にリリースされただけでなく、クリスとデビー・トラックス夫妻が長男にデレクと名付けるきっかけとなった作品でもある。その数十年後、デレク・トラックスはオールマン・ブラザーズ・バンドのメンバーとして15年間活動し、クラプトンのツアーにも参加することになる。まさに運命の出会いと言えるアルバムであろう。『レイラ・リヴィジテッド』は、20世紀を代表するロックンロール・レコーディングの1枚を冒険的な解釈で表現している。

テデスキ・トラックス・バンドは、Fireside LIVEツアーの一環として、定員制のライヴを行う準備をしている。テデスキ・トラックス・バンドにとっては、2020年2月以来の本格的なライヴとなるが、夏の恒例ツアー「Wheels of Soul」が来年(2022年)に延期されたことを受けたもの。会場は、小規模または縮小された屋外の円形劇場、ドライヴイン、ポッドセットなどが混在する予定で、いずれもCOVID-19に準拠しており、ファン、スタッフ、バンド、クルーの安全を確保するための対策が講じられるが、今回8月から11月までの10公演が新たに追加された。

■リリース情報

テデスキ・トラックス・バンド

『レイラ・リヴィジテッド』

2021年7月16日リリース

2SHM-CD ¥4,070(税込価格)

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