巨人・原監督 先制2号ソロの広岡にニンマリ「守備の方も良かったですよね」

監督の期待に応えた広岡

巨人の原辰徳監督(62)が約1か月ぶりとなるスタメン抜擢に、本塁打で応えた若武者に合格点だ。

21日の中日戦(バンテリン)5回二死走者なしで広岡大志内野手(24)が敵エース・大野雄から先制の2号ソロを放った。

背番号32の一発はこの日のチーム初安打。4月25日以来となる「6番・遊撃」での先発出場に最高の結果で応えた。指揮官は「いいところが出ましたね」とうなずくと「広岡は守備の方も良かったですよね」と右手親指骨折で離脱中の坂本の代役に目を細めた。

今季の2本塁打はともに大野雄からという〝キラー〟ぶりだが、広岡は「そこはあまり意識していなかったです」と淡々。「少ないチャンスでしっかり結果を残さないと生き残れない世界なので。チャンスが来た時に結果を残せるように常に準備するだけ。その中で今日打てたのは良かったです」と次戦へと気持ちを切り替えていた。

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