【カーリング】吉田、松村組は3勝6敗 北京切符獲得ならず「いいゲームをして終えられるように」

左から松村雄太、吉田夕梨花 (公社)日本カーリング協会提供

世界混合ダブルスカーリング選手権第5日(21日、英国・アバディーン)、日本代表の吉田夕梨花(27=ロコ・ソラーレ)、松村雄太(31=コンサドーレ)組は、1次リーグB組で、イングランドに6―7、ノルウェーに5―11で敗れ、3勝6敗で終えた。

イングランド戦の序盤は苦しい戦いを強いられたが、第5エンド(E)に2点を返して点差を詰めると、3―5で迎えた第7Eに3点を奪って逆転に成功。しかし、最終第8Eに2点を取られ、勝利とはならなかった。続くノルウェー戦は、第1Eに2点を先制するも、第2、7Eに4点ずつ許すなど、守りの面でミスが続いた。

今大会は、開催国枠の中国を除く上位7か国に2022年北京五輪の国別出場枠が与えられる。しかし、日本はB組8位に沈んだため、世界最終予選に回ることになった。また、22日には来年の世界選手権出場権を懸け、韓国と対戦する。

試合後、松村は「予選を終えてレギュレーションゲームに回る結果になってしまった。明日(22日)がこの大会の最後の試合になるので、自分たちがこの大会で学んだことをすべて出して、いいゲームをして終えられるように頑張りたい」と振り返った。

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