ヤンキース トリプルプレーでピンチ脱してサヨナラ勝ち

【ホワイトソックス1-2xヤンキース】@ヤンキー・スタジアム

ヤンキースは1対1の同点で迎えた9回表に守護神アロルディス・チャップマンが無死1・2塁のピンチを招いたものの、アンドリュー・ボーンを5-4-3のトリプルプレーに仕留めてピンチを脱出。9回裏に連打で無死1・2塁のチャンスを作り、グレイバー・トーレスがレフトへのタイムリーを放ってサヨナラ勝ちを収めた。ヤンキースがトリプルプレーを完成させるのは2014年4月以来7年ぶりのことである。

今季ここまで17試合に登板して17イニングを投げ、防御率0.00、奪三振36と驚異的な活躍を続けているチャップマン。ところが、今日は先頭のイェルミン・メルセデスに四球を与え、レウリー・ガルシアの送りバントの処理を誤って無死1・2塁のピンチを招いてしまった。しかし、ボーンが放ったゴロは三塁ジオ・ウルシェラの正面に飛び、三塁ベースを踏んだあと、二塁ルーグネッド・オドーア、一塁ルーク・ボイトと転送されてトリプルプレーが完成。一気にピンチを脱出した。

ヤンキースの前回のトリプルプレーは2014年4月17日(現地時間)のレイズ戦。このときは三塁ヤンハービス・ソラーテ、二塁ブライアン・ロバーツ、一塁スコット・サイズモアの3人がプレーに関与した。ピンチを脱したヤンキースは、7回裏に2号先制ソロを放ったトーレスのタイムリーでサヨナラ勝ち。なお、ホワイトソックス先発のカルロス・ロドンが6回13奪三振、ヤンキース先発のジョーダン・モンゴメリーが7回11奪三振と好投したが、両軍先発が2ケタ奪三振かつ無四球無失点を記録するのは1900年以降メジャー初のことだった。

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