求む!中学給食献立 川崎でコンクール、保護者からも募集

昨年度のコンクールで市長賞(最優秀賞)を受賞した献立(川崎市教委提供)

 給食への関心を高め食への理解を広げようと、川崎市教育委員会は「中学校給食献立コンクール」の作品を募集している。これまで生徒を対象としていたが、親の目線で子に食べさせたいメニューも考えてもらおうと、本年度は保護者部門も追加。最優秀のメニューは来年1~2月に全市立中で提供される。

 生徒部門は主食、主菜、副菜、汁物がそろった1食分の献立。保護者部門は中学生に食べさせたい1品分の料理を募集する。対象は市立中に在籍する生徒とその保護者。いずれも市内産農産物や県内産食材を取り入れ「地産地消」を意識した献立とし、加熱を基本に大量に作れる料理とする。

 市ホームページなどで入手できる応募用紙に、材料、料理のイメージイラスト、アピールポイントなどを記し、在籍する学校に8月25日までに提出する。

 最優秀賞に選ばれた1点を生徒部門は来年1月、保護者部門は2月に給食で提供する。問い合わせは、市教委健康給食推進室電話044(200)0244。

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