角田裕毅、不運が重なり0.018秒差でQ2進出を逃がす「いいラップだった。1戦ごとに進歩している」/F1第5戦予選

 2021年F1モナコGPの土曜予選で、スクーデリア・アルファタウリ・ホンダの角田裕毅は16番手だった。Q1で15番手のセバスチャン・ベッテル(アストンマーティン)との差は0.018秒で、僅差でQ2進出を逃すこととなった。

2021年F1第5戦モナコGP 角田裕毅(アルファタウリ・ホンダ)

■スクーデリア・アルファタウリ・ホンダ
角田裕毅 予選=16番手
FP3:19番手(1分13秒522/30周)
予選:16番手(Q1=1分12秒096)

 ここまでモナコでの走行経験がないこともあり、今週末はとてもチャレンジングになっていますが、予選でのラップはよかったと思うので、Q2進出を果たせなかったのは不運でした。

(2回目のランで)3回のアタックラップを走る予定が、セッション中に(車検で)重量計測を行わねばならなかったことでプランが狂い、2回に終わってしまいましたし、ベストラップでもセクター2ではトラフィックに遭ってしまいました。すべてのデータを分析して、ピエール(・ガスリー)と比較して僕はどこが弱いのかを確認しなければなりません。そして、彼とともにQ3で戦えるように改善できればと思います。

 僕らはレースごとに進歩を見せられていると思いますし、マシンのパフォーマンスには満足しています。

2021年F1第5戦モナコGP 角田裕毅(アルファタウリ・ホンダ)

(自身のTwitterでコメントし)今日の予選は不完全燃焼のうちに終わってしまいました。でも、ポジティブな点もありました。明日のレースに向けて、チームと共に全力で準備します。

 チャレンジングなトラックで、今のところチャレンジングな週末になっています。でも、マシンのパフォーマンスはいいですし、マシンへの理解を深めつつあるので、レースが楽しみです。

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