張本勲氏がプロ初登板の佐々木朗希に期待感「本格的な球が夏過ぎ位には出てくるんじゃないの」

張本勲氏

野球評論家の張本勲氏(80)が23日、TBS系「サンデーモーニング」にリモート生出演。待望の1軍初登板を果たした千葉ロッテの〝令和の怪物〟佐々木朗希投手(19)について言及した。

16日の西武戦(ZOZOマリン)で先発した佐々木は5回107球で6安打5三振4失点だった。最速154キロを記録し勝ち投手の権利を得たが、降板後に追いつかれて初白星とはならなかった。

ゲスト出演した野球評論家の黒木知宏氏(47)は佐々木について「彼のすごさはバランスが非常に良くて力に少し余力を残しながらもしっかりとボールがコントロール出来ている。球の速い投手はコントロールがばらける傾向にあるが、佐々木投手はだいたい構えている所にくる」と分析した。

司会でタレントの関口宏(77)は「素人ながらに遅いな、もっと早く活躍しろって思う」と口にすると黒木氏は「力を出してしまうと故障してしまう可能性があるので、バランスよく投げている。すごいピッチャー」とフォローした。

張本氏は「ロッテの球団にアッパレをあげたい。故障したらどうしようもないから大事に大事に作ってる。本格的な球が夏過ぎ位には出てくるんじゃないの」と期待を寄せた。

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