ガスリー6番手「大勢が苦労するなか、僕らは最大の結果を出した」アルファタウリ・ホンダ/F1第5戦予選

 2021年F1モナコGPの土曜予選で、スクーデリア・アルファタウリ・ホンダのピエール・ガスリーは6番手だった。決勝はソフトタイヤでスタートする。

■スクーデリア・アルファタウリ・ホンダ
ピエール・ガスリー 予選=6番手
FP3:9番手(1分12秒357/28周)
予選:6番手(Q1=6番手1分11秒560:Q2=8番手1分11秒179:Q3=6番手1分10秒900)

2021年F1第5戦モナコGP ピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)

 自分の予選に大満足だ。他のドライバーたちが理想的なラップを走れないなかで、僕たちはこのマシンで可能な最大の結果を出したと思う。今日の予選結果はチームにとって大きな成果だよ。このマシンは肝心な時に強さを発揮してくれた。チームは最高の仕事をして、そういうマシンを用意してくれたんだ。今週末ここまででベストといっていいラップを走ることができ、Q3ですべてがうまくまとまったのでうれしい。

 このサーキットではマシンが他の場所とは違う動きをするので、限界を探り、できる限りウォールに近づくことが重要なんだ。

 明日はスタートをうまく決めて、最適な戦略で戦う必要がある。グリッドの後ろには速いマシンが何台かいる。でもモナコではオーバーテイクがかなり難しいから、集中してクリーンなレースをしたい。大量の得点を狙えると思うよ。チームのハードワークがいい形で報われるといいね。

 走ったばかりなので、まだアドレナリンが出ている。今のF1マシンでモンテカルロ市街地を走るととてもペースが速いから、集中力がすごく高まるんだ。ここを走っているときの感覚は他のどこでも得られない。人生最高の感覚で、だからこそ僕はこのサーキットが好きなんだ。

 フランスからのファンもいるから、雰囲気も大好きだ。観客の前でいい結果を手にすることができたら、ものすごくうれしいだろうね。

2021年F1第5戦モナコGP ファンのためにサインをするピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)

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