ロッテ・清田が契約解除 球団OBが指摘した処分の「背景」と「今後」

契約解除となった清田

ロッテが23日、無期限謹慎処分が明けてすぐに不倫報道があった、清田育宏外野手(35)を契約解除にしたことを発表した。

球団によると、清田に対して事実関係を確認したところ、処分解除直後に「再び球団ルールに反する行動を行っていたことなどが判明」したという。

それにより「度重なる不適切な行動及びチームに対する背信行為に鑑み、当球団としてはこれ以上清田選手との選手契約を維持することはできないと判断しました。つきましては、本日付で清田選手との選手契約を解除しましたので、ご報告いたします」とした。

ロッテ球団OBで本紙評論家の得津高宏氏は「こればかりは仕方がない。球団はスピーディーにきっちり処分したなという印象です。こういう問題はロッテ本社にもクレームが殺到しますし、企業のイメージダウンになってしまう。清田とも話しているようですから、本人も契約解除には納得しているのでしょう」。

また、清田の今後については「清田もじっくり考えるでしょうし、時間をかけて心を入れ替えることができれば…。もちろんすぐにとはいきませんが、再び野球をやる場所を考えてあげてもいいのではないか」と案じていた。

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