上沼恵美子 田村正和さんからもらった手紙の思い出語る「ぽっかりと胸に穴が開きました」

上沼恵美子

タレントの上沼恵美子(66)が23日放送の読売テレビ「上沼・高田のクギズケ!」に出演。心不全で亡くなった俳優の田村正和さん(享年77)の思い出を語った。

上沼は田村さんと約40年前に舞台で共演したという。「計算すると37歳で座長をされてた。(イメージは)もうそのまま。37歳から、亡くなられるまであのまんま。ほんとにきれいな妖精ような方でした」と印象を語った。

さらに舞台の中日(なかび)に開かれた食事会でのエピソードを披露。「あまり食事をされない」という田村さんのために、スナックを貸し切って行われたいい「とにかく水割りしかお飲みにならないの。軽食はあったから、何度も『お食べになったらどうですか?』『体に毒です』って言ったんですけど、『いらない』ってずーっと水割り。絶対姿勢を崩さないの。足をこうした(組んだ)まま」と回想した。

さらにまだ子供が幼かったこともあり、関係者は上沼を午後10時に帰そうとしたそうだが「私はいたかったの。そしたら『僕が手紙を書こう』って、田村さんが私の旦那に『もう少し遅くなります』ということをコースターに書いてくださったの。『これを持っていけばいい』って。結局夜中の2時までいたんです」と思い出を語った。

突然の訃報に「シンボリックな方ですからいなくなると思えないし、亡くなったってどういうことですか?って。田村正和さんに命というものがあったのかと思うほど」と動揺したという上沼。「皆さん特別に田村正和さんのファンじゃなくても、私ぐらいの世代の人はぽっかりと胸に穴が開きました」と偲んだ。

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