フィリーズ4連敗ストップ 澤村好投もRソックス敗れる

【レッドソックス2-6フィリーズ】@シチズンズバンク・パーク

今季初の4連敗で今季ワーストの借金2となったフィリーズは、先発のザック・ウィーラーが8回途中まで98球を投げて被安打3、奪三振12、与四球1、失点1という素晴らしいピッチングを披露。打線は初回に4点を先制してウィーラーを援護し、投打が噛み合って連敗を4でストップした。一方のレッドソックスは、先発のエドゥアルド・ロドリゲスが5回途中5安打4失点と精彩を欠き、打線もわずか4安打。4連勝がストップした。

フィリーズは初回にリーズ・ホスキンスのタイムリーとブラッド・ミラーの4号3ランで4点を先制。今日のウィーラーには十分すぎる援護点となった。2回から5回まで4イニング連続で三者凡退に抑え、6回表二死1・2塁のピンチはラファエル・デバースを空振り三振に仕留めて無失点。8回表先頭のフランチー・コルデロに1号ソロを浴びて1点を失ったが、自己最多タイとなる12個の三振を奪う快投だった。

レッドソックスの澤村拓一は、4点ビハインドの5回裏無死1・2塁の場面で2番手として登板。先制打を放ったホスキンスにスライダーを連投して3球で空振り三振に仕留めると、続くアレック・ボームはスライダーでセンターフライ、初回に3ランを放ったミラーはスプリッターの連投で空振り三振に抑え、ピンチを無失点で切り抜けた。わずか9球で打者3人を抑える好リリーフで今季の防御率は3.00となっている。

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