レッドソックス・澤村がピンチを断つ好救援 9球で3人切り

フィリーズ戦で好投した澤村(ロイター=USA TODAY)

レッドソックスの澤村拓一投手(33)は23日(日本時間24日)に敵地フィラデルフィアで行われたフィリーズ戦で0―4の5回無死一、二塁で2番手として登板し、1回を無安打無失点、2三振だった。チームは2―6で敗れた。

先頭は今季9本塁打の右打者ホスキンス。スライダーを外角高め、真ん中低め、外角高めと高低を投げ分け、空振り三振に仕留めると、初回に3ランを放った右打者ベームにはカウント1―1から内角のスライダーで右飛に打ち取り二死に。3人目の左打者ミラーには全球スプリットで空振りの三球三振に仕留め、わずか9球とテンポ良く終えた。

しかし、打線が相手先発の右腕ウィーラーに8回途中3安打1失点、12三振と抑えられ、両リーグ通じての30勝一番乗りを逃がした。一方、同地区レイズは10連勝を飾ってレッドソックスと地区首位に並び、6連勝のヤンキースも0・5差と肉薄し、大混戦になっている。

© 株式会社東京スポーツ新聞社