ガスリー6位「ハミルトンを最後まで抑え切った。今年ベストのパフォーマンス」アルファタウリ・ホンダ/F1第5戦

 2021年F1モナコGP決勝で、スクーデリア・アルファタウリ・ホンダのピエール・ガスリーは6位を獲得した。

 ガスリーは6番グリッドからソフトタイヤでスタート、30周目にハードに交換。セバスチャン・ベッテル(アストンマーティン)にピットストップで前に出られたものの、ルイス・ハミルトン(メルセデス)を最後まで抑えきって6位入賞を果たした。

2021年F1第5戦モナコGP ピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)とルイス・ハミルトン(メルセデス)

■スクーデリア・アルファタウリ・ホンダ
ピエール・ガスリー 決勝=6位
 とても長いレースだった。ルイスがすぐ後ろを走っていたので、楽ではなかった。絶対にミスは許されず、とにかく自分のレースに集中し続けなければならなかったんだ。それでもとても楽しかったよ。

 6位というのはいい結果だ。満足していいと思う。今年ここまでのなかで最高のパフォーマンスを発揮することができたと思う。ファーストスティントではマシンの感触がとてもよかったが、ハードタイヤではとても苦しんだ。それでルイスを抑えるのに苦労する場面が何度かあったが、最終的には抑えきることができたので満足だ。

 今日の戦略は正解だったと思う。ルイスがピットに入ったからカバーしなければならなかった。でもその結果、上りのところでセブとの際どいポジション争いになった。ピットから彼が出てきたことに本当に驚いた。2台のタイヤ同士の間には指1本分ぐらいのスペースしかなかったんじゃないかな。すごいバトルだったよ。

 今日のマシンのパフォーマンスはよかったと思う。でももっと上の結果を出すことが可能だったと思うので、ライバルたちとの比較のなかで向上させていく必要があるエリアがいくつかあるのは確かだね。

 それでもこの結果には満足している。トップ近くの位置に戻ってくることができたのは大事なことだ。今回も大量にポイントを稼ぐことができて、チームにとってよかったと思う。

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