糸魚川市駅北地区のみいちゃん通りで22日、第10回「いといがわマルシェ」(同実行委員会主催)が開かれた。「食べもの」と「ハンドメイド」の2エリアに、計14店舗が出店。青空の下、市民がのんびりと買い物やまち歩きを楽しんだ。
駅北大火後に始まった催しは、10回目の節目を迎えた。5年目の今年は、春と秋に実施予定。市内で新型コロナウイルス感染者の発生が続き、懸念の声もあったが「こんな時だからこそ」と、消毒、検温、記名に加え会場での飲食を禁止するなどし、感染予防対策を強化して行った。
親子3人で訪れた同市南寺町2の女性(48)は「コロナでイベントもお祭りもない中、こういう機会はありがたい。子どもたちも喜んでいる」と、笑顔で話した。
◇SDGsの啓発活動実施 糸魚川中3年生
会場では糸魚川中3年生代表が、国連提唱のSDGs(持続的な開発目標)の啓発活動を実施した。学校ぐるみで作った掲示やチラシで、同校の取り組みなどを紹介。女子生徒は「反応してくれる方が多くいて、良い体験になった」と話した。