第３３回上越タイムス社杯中学女子ソフトボール大会が２３日、１日雨天順延して、上越市清里スポーツ公園グラウンド（２面）で行われた。県内から８チーム（１１校）が出場し、トーナメント戦の結果、坂井輪（新潟市）が優勝した。上越タイムス社主催、上越市ソフトボール協会共催、上越地区中学校体育連盟ソフトボール専門部主管。
毎年春と秋の２回実施してきたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で昨年度は春秋とも中止に。一昨年秋以来の実施となった。参加を県内チームに限定し、８チーム（１１校）、うち上越勢は４チーム（５校）が出場した。
風の強いコンディションの中、選手たちは勝利を目指し、懸命な攻守を見せた。決勝は坂井輪と地元の春日（上越市）の対戦となり、一回表に春日が４点を先制すると、その裏に坂井輪が５点を取り返す点の取り合いに。四回裏途中で時間切れのため終了し、坂井輪が７―５で勝利した。
坂井輪の髙橋日陽（ひよ）主将（３年）は「みんなで協力してつなぎ、優勝できて良かった。このメンバーで全国大会出場を目指し頑張りたい」と話した。惜しくも準優勝となった春日の國本美月主将（３年）は「試合中はいつも以上に声を出せた。今後は、送球など基本的なところをしっかりとできるように」と見据えた。
３位は東石山（新潟市）と木戸（同）。各チームとも、６月に行われる地区大会へ収穫と課題をつかんだ。
上越勢の写真などは２５日付に掲載予定。試合結果は次の通り。
▽１回戦
東石山１２―３直江津東 坂井輪１０―０三和・城東・三条第一（合同） 木戸６―５城西 春日１２―３下山・石山（合同）
▽準決勝
東石山０００００ ０
坂井輪５１００× ６
木 戸１０１０２ ４
春 日４０２１× ７
▽決勝
春 日４１００ ５
坂井輪５０１１× ７
（四回途中時間切れ）
