【新型コロナ】三浦のワクチン接種、初日に混乱 開始直後に午後予約の人 「慌てず来場を」

医師の問診を受けてワクチン接種を待つ高齢者=県三浦合同庁舎

 高齢者を対象にした新型コロナウイルスワクチンの集団接種が神奈川県三浦市で始まった。初日の23日は予約時間より早く来る人が相次ぎ、ピーク時には数百人の列ができた。担当者は「早く来ても長時間待ってもらうことになる。慌てず、予約した時間に来場してほしい」と呼び掛けている。

 市によると、初日の潮風アリーナ会場は午後3時まで、30分ごとの予約としていた。しかし、受け付け開始の午前8時半には午後の予約の人や、予約をしていない人まで押し寄せた。

 予約していない人には帰ってもらったが、順番待ちの長い列ができ、その対応に手間取って予約時間になっても接種できない人も出た。その後、予約時間ごとに列を分け、午後からはスムーズに流れて予定していた1230人全員の接種を終えたという。

 県三浦合同庁舎(三崎町六合)で行った24日の集団接種は順調に進んだ。

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