舛添要一氏 厚労省の“退化”を嘆く「ホテル療養は患者を野原に放っておくのと同じ」

舛添氏

元厚労相、元東京都知事の国際政治学者・舛添要一氏(72)が25日、ツイッターを更新。古巣の新型コロナウイルス対策を批判した。

舛添氏は「ホテル療養は、医療なしの患者放置状態で酷い。有効な薬があるのに投薬もせず、医師が面倒を見るわけではない。軽症者の重症化を阻止できない。患者を野原に放っておくのと同じ」と指摘。

「厚労大臣時代に厚労省を相当に改革したが、また元の木阿弥に戻ったようだ」と嘆き「マスコミは、この問題の調査報道をすべきだ」と主張した。

また「コロナのワクチンは多種類出回っているが、まだ特効薬はない。駆虫薬のイベルメクチン、慢性膵炎治療薬のカモスタットなど、他の用途で開発された薬を使っている。効果があれば使えばよい」とコメント。

一方で抗インフル薬のアビガン(ファビピラビル)が入手困難になっていることについて「これも有効な薬だが、どこに行ってしまったのか」と疑問を投げかけた。

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