イタリア1部ユベントスのポルトガル代表FWクリスチアーノ・ロナウド(36)が、来季の欧州チャンピオンズリーグ(CL)出場権確保で一転残留もあり得る状況となってきた。
フランス1部パリ・サンジェルマンや古巣であるイングランド・プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッド移籍を指摘されてきた中、英メディア「スカイ・スポーツ」によると、ユベントスのCL出場権確保を受けて、ロナウドとチームは新たに話し合いの場を設けることになったという。まだユベントスを去る可能性は残されているものの、残留の目が出てきた動きと言えそうだ。
そんな中、本人は自身のインスタグラムにメッセージを投稿。「今年はセリエAで優勝することができなかったが、インテルは優勝するにふさわしいチームだったし、それを祝福したい。しかし個人としてチームとしてユベントスで今季達成したことを評価しなければならない。イタリア・スーパーカップ、イタリア・カップ、セリエA得点王のタイトルは私を幸せにしてくれるのは、それらが簡単に達成できるものではないからだ」と今季を振り返った。
さらに記録に対する持論も展開した。「私は記録を追うのではなく、記録が私を追うのだと言った。この意味がわからない人のために説明すると、それはとてもシンプルなこと。サッカーは集団競技だが、個人のプレーでチームの目標達成を助けることができる。常にフィールド上でより多くのことを求め、フィールド外でより多くのことに取り組むことで、最終的に記録が生まれ、総合的なタイトルが必然的に得られる」
そして、これまで自身が残してきた実績を挙げた上で「自分がプレーした国で足跡を残し、自分が代表したクラブのファンに喜びを与えられたという感覚は、何物にも代えがたい。これこそが、私が働く理由であり、私を動かす理由であり、最後まで常に追い求め続けるもの」と長文メッセージを締めくくった。