菊池5連続QSで今季2勝目 マリナーズ6連敗ストップ

【マリナーズ4-2アスレチックス】@オークランド・コロシアム

6連敗中のマリナーズは先発の菊池雄星が6回までアスレチックス打線を3安打1得点に抑える好投を披露。7回裏先頭のジェッド・ラウリーに内野安打を許したあと、背中あたりを気にする仕草を見せてマウンドを降りたが、リリーフ陣がアスレチックスの反撃を1点にとどめ、今季2勝目(3敗、防御率4.02)をマークした。これで菊池は5先発連続でクオリティ・スタートを記録。試合後、スコット・サービス監督は菊池について「腰のけいれん。問題はないと思う」と明らかにした。

マリナーズは初回先頭のジャレッド・ケルニックが四球を選んで出塁すると、暴投で二塁へ進み、ミッチ・ハニガーのタイムリー二塁打であっという間に先制。3回表にはカイル・ルイスに4号2ランが飛び出し、リードを3点に広げた。3回裏にマーク・キャナの10号ソロで1点を返されたが、5回表にケルニックの2号ソロで再び3点リード。7回裏途中から登板した2番手のラファエル・モンテロが8回裏にセス・ブラウンのタイムリー二塁打で1点を失ったものの、4対2で逃げ切って連敗を6で止めた。

1点を返された直後の8回裏無死2塁の場面で登板した3番手のエリック・スワンソンは、キャナに四球を与えたものの、そこから圧巻の3者連続空振り三振でピンチを脱出。2点リードの9回裏は4番手のキーナン・ミドルトンがマウンドに上がり、ラウリーをサードへのファウルフライ、マット・チャップマンとショーン・マーフィーを2者連続空振り三振に仕留めて試合を締めくくった。

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