8月投開票の横浜市長選「IR誘致を積極推進する人に」 横浜商議所会頭「経済活性化に必要」

横浜商工会議所の上野孝会頭(資料写真)

 8月に投開票される横浜市長選を巡り、横浜商工会議所の上野孝会頭は25日、カジノを含む統合型リゾート施設(IR)誘致を積極的に推進する人物が市長になってほしいとの見解を示した。

 同日の定例会見で、上野会頭は、新型コロナウイルス対策が現在の最重要課題だと説明。その上で、「横浜経済がコロナ前の状況に戻るよう、積極的な経済政策を打っていただける方になっていただきたい」と述べた。

 さらに、「IR(誘致)を積極的に推進していただける方が市長になれば、横浜経済に明るい見通しを持つことができるのではないか」との持論を展開。「少子高齢化が進む中、横浜経済の活性化を維持するためにはIRを実現することが大事な要素だ」と重ねて強調した。

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