DeNAピープルズ 自己最長の7回6安打1失点で今季2勝目「しっかりプランを立てられた」

オリックス相手に力投するピープルズ

DeNAのマイケル・ピープルズ投手(29)が25日、オリックス戦(横浜)で先発マウンドに立ち、7回98球、6安打2四死球1失点と好投。チームは10―3と大勝し、自身も今季2勝目を飾った。

来日2年目の助っ人右腕が自己最長となる7回を投げ切り、終始安定した投球を見せ勝利に大きく貢献した。初回先頭の若月に死球を与えたが、その後は慌てることなく低めの制球とカットボールやスライダーなど多彩な変化球も組み込みながら相手打線を翻弄。5回まで無失点投球を続けた。6回にこの日初めて連打を許し、内野ゴロの間に1点を失ったものの先発マスクを被った伊藤光の好リードにも導かれ、危なげない内容で試合を作った。

降板後は「試合前にしっかりプランを立てられマウンドに上がることが出来ました。守備が良いプレーで盛り上げてくれて、攻撃も早いイニングで得点を挙げてくれたおかげで、うまく投げることが出来ました。失点してしまったイニングは、少々コントロールが甘くなってしまいました。登板する試合は、試合を作ることを心掛け、チームに勝利をもたらす投球を意識していきます」と冷静に振り返っていた。

3日の中日戦(バンテリン)以来、登板3試合ぶりとなる白星。試合後のヒーローインタビューでも満面の笑みを浮かべていた。

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