横浜・ニシキヘビ逃走、小泉環境相が心構え説諭 「飼い主の責任しっかり果たして」

小泉進次郎氏’(資料写真)

 小泉進次郎環境相(衆院神奈川11区)は25日の閣議後会見で、横浜市戸塚区のアパートの部屋から6日から行方不明になっていたアミメニシキヘビが捕獲されたことについて、「飼い主の責任をしっかり果たしてもらいたい」と強調し、生き物を飼育する際の飼い主の心構えを説いた。

 小泉氏は22日にヘビが捕獲されたことに「けが人やトラブルがなくてよかった。もしものことがあったら不幸なニュースになりかねなかった。飼い主にはこういった重みも感じてもらいたい」と苦言。その上で「ヘビに限らず、犬も猫も含めて飼い主の責任は非常に大きい。そう感じさせるニュースだった」と話した。

 アミメニシキヘビは、人に危害を与える恐れがあるとして動物愛護法で飼育などに許可が必要な「特定動物」。環境省は17日付で、特定動物が個人宅などから逃げ出さないよう自治体を通じて飼い主に対策の徹底を求める事務連絡を出していた。

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