フィギュアスケート平昌五輪の金メダリスト、アリーナ・ザギトワ(19)が25日、東伏見アイススケートリンクで映画「ハチとパルマの物語」(28日公開)の公開を記念して「日露友好の特別プログラム」を披露した。記者会見には、映画の主題歌を担当したCHEMISTRYの堂珍嘉邦(42)も出席した。
映画にも友情出演しているザギトワは「映画に出られて、とてもうれしかった。映画を観たときは涙が出るくらい感動しました。日本とロシアの架け橋になれるよう希望します」と話した。
来日中の18日に19歳の誕生日を迎えた。「(コロナで)ホテルから出られなかったけど、日本人の方は細かくいろいろなことをやってくれてすごくうれしかった。ファンのみなさんからもプレゼントやお手紙をもらって全部読みました」と日本人の優しさに感謝を述べた。堂珍から「誕生日おめとうございます」と祝福されると「アリガトウゴザイマス」と日本語で応える場面も。
18年に秋田犬保存会から贈られた雌の秋田犬「マサル」を飼っているザギトワは先日、秋田・大館市を訪問し「マサルのきょうだいに会えてすごくうれしかったです。マサルのためにプレゼントをもらったので(帰国したら)渡してあげます。マサルに会えなくて、すごくさみしくなってる」と19歳の女の子らしい一面をのぞかせていた。