阪神・岩崎が救援失敗1敗 「完璧なやつはおらん」と矢野監督は擁護

ロッテ・マーティンに逆転弾を浴び、うつむく阪神・岩崎

阪神は25日のロッテ戦(甲子園)に3―5で敗北。エース・西勇が7回無四球2失点の好投を披露するも、これまで盤石の働きを見せてきた救援陣が打ち崩され、交流戦初戦を落とした。

勝ちパターン継投の一角として、1点リードの8回のマウンドを託されたリリーフエース・岩崎優投手(29)がマーティンに15号2ランを浴びるなど、1つのアウトも取れずに3失点とまさかの炎上。今季ここまで一本の長打も打たれたことのなかった背番号13に黒星がついてしまった。

だが、指揮官の岩崎への信頼が揺らぐことはない。試合後、報道陣の取材に応対した矢野監督は「そんな完璧なやつはおらへん。今までも優には助けてもらってるんでね。勝負している以上やられることもあるし、こういう負けも年に何回かはあるだろうしね。明日からも行ってもらう」と背番号13を擁護し、次戦以降の巻き返しにに期待を寄せた。

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