驚異の数値! エンゼルス・大谷の15号は超豪快 打球速度は〝チーム最速〟を記録

〝驚弾〟3ランを放った大谷(ロイター=USA TODAY Sports)

エンゼルスの大谷翔平投手(26)は25日(日本時間26日)に本拠地アナハイムでのレンジャーズ戦に「2番・DH」で出場し、4回に右越え15号3ランを放ち、3打数1安打3打点 2三振2四球だった。打率2割6分9厘。チームは11―5で勝って2連勝。

エンゼル・スタジアムが歓声に包まれたのは4回だった。6―1で5点リード。マウンドは2番手の右腕デヘウスだ。フルカウントからの6球目、内角のカットボールを巻き込むようにフルスイング。24度の角度で打ち出された弾丸ライナーは右翼ポール際に切れずに飛び込んだ。

6試合ぶりの一発は打球速度117マイル(約188キロ)、飛距離380フィート(約115メートル)の豪快弾。米大リーグ(MLB)公式サイトによると、MLB公式データシステムのスタットキャストを導入した2015年以降では本塁打の速度ではエンゼルス最速だ。ちなみに大谷の最速打球は4月12日(同13日)のロイヤルズ戦7回で右越えに放った光速二塁打の119マイル(約192キロ)。これで本塁打争いトップを走るブルージェイズのゲレロに1本差とした。35打点はトップのゲレロと3点差だ。

先発の新人左腕・梁玹種と対戦した初回無死無走者はストレートの四球。3回一死無走者は空振り三振だった。3番手の右腕エバンスと対戦した6回一死無走者は四球。8回一死一、三塁は4番手の左腕マーティンの外角低めのスライダーに空振り三振だった。

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