新日本プロレスの26日後楽園ホール大会に、オカダ・カズチカ(33)が来場。ウィル・オスプレイ(28)の返上したIWGP世界ヘビー級王座への挑戦を表明した。
新日本は4日福岡大会後に参戦9選手が新型コロナウイルス陽性判定を受けたことを発表。団体の方針で陽性判定を受けた選手の個人名は伏せられてきたが、今シリーズを欠場しているオカダは24日に音声プラットフォーム「AuDee」で配信中の「ラージオオシャベリング」で、自身の感染と現在は回復していることを明かしていた。
当初オカダは29日東京ドーム大会でオスプレイの持つIWGP世界王座に挑戦が決定していたが、緊急事態宣言の延長などにより延期に。加えてオスプレイが首の負傷により英国に帰京し、同王座は空位となっている。
この日の大会前にリングに上がったオカダは「みんな元気?」と第一声。「オカダ・カズチカ元気です! タイトルマッチの件でお話をしにきました。今回、ベルトに挑戦する予定でしたけど、今回は辞退をさせていただこうかと…思うわけないよね。だって俺、元気だもん。このままオスプレイは返上となりましたけど、いま俺みたいな人間が王者になって盛り上げないとダメだと思ってるので必ず王者になります」とあいさつした。
IWGP世界王座を巡っては、新日本が新王者決定戦開催の方針を表明。鷹木信悟(38)が出場に名乗りをあげている。