ヤクルト・奥川恭伸投手(20)が先発登板予定の27日の日本ハム戦(神宮)で今季2勝目、交流戦初勝利を狙う。
2年目の今季はプロ初勝利を挙げるも、ここまで5試合で1勝1敗。防御率5・00とプロの壁にぶつかっている。
「しっかりいつも通り自分のできることをやろうと思っている」と冷静な様子ながら、奥川には負けられない理由がある。「すごく刺激を受ける」と話すのは、U―18高校日本代表でチームメイトだった同世代組の存在だ。
オリックス・宮城大弥投手(19)は今季先発ローテーションに定着し4勝を記録。防御率2・05はパ・リーグ1位(26日試合前時点)と堂々たる成績だ。ロッテ・佐々木朗希投手(19)も16日にプロ初登板を果たした。
27日の阪神―ロッテ戦(甲子園)では佐々木朗も先発予定。16日に続き早くも2度目の同日登板になる。奥川は同世代のライバルについて「負けないようにがんばりたい」と闘志を燃やした。