神奈川の聖火リレー「できる限り公道で」 黒岩知事が見解 まん延防止適用の場合は「そのとき考えたい」

定例会見に臨む黒岩知事=26日午後、県庁

 東京五輪の聖火リレーを巡り、神奈川県の黒岩祐治知事は26日の定例会見で、「県内の感染状況を見ながら判断することになるが、できる限り公道でのリレーを行いたい」と述べた。「実施に当たっては県民の皆さんの安全、安心を最優先に万全の感染症対策を講じる」と説明し、公道での実施が難しい場合の対応についても準備を進めるとした。

 県内での聖火リレーは6月28~30日の3日間予定されている。実施期間中、県内に新型コロナウイルス対策の「まん延防止等重点措置」などが適用されていた場合の対応についても問われたが、知事は「そのときに考えたい」と述べるにとどめた。

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