させぼ広域都市圏の農水産物 「西九州食財」エレナで販売 認知度向上へ あすから30日まで

 長崎県佐世保市と近隣6市町で生産された農水産物「西九州食財」が28~30日の3日間、スーパー「エレナ」の全44店舗で販売される。同食財の認知度を高めるとともに、新型コロナウイルス禍で影響を受ける生産者の支援につなげる。
 同市を中心とした「西九州させぼ広域都市圏」では、同市や松浦市、新上五島町などで生産された野菜や魚など約60品目を「西九州食財」としてブランド化。2019年から国内外への販路拡大に取り組んでいる。
 エレナが同食財を取り扱うのは初めて。毎月開催している地元産品の応援フェアで、小串トマトや西海なす、長崎和牛、長崎ハーブ鯖(さば)など計8品目を販売する。
 エレナの担当者は「西九州食財について、まずは県民に知ってもらうきっかけになれば」と話した。

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