一人暮らしのガス代の平均は?お風呂やキッチンでの節約方法をご紹介

一人暮らしのガス代をチェック

先月のガス料金を覚えていますか?
「あれ、いくらだったかな?」と考えた方! ぜひ、料金の確認をしてみてください。
これからご紹介する全国の一人暮らし女性のガス代の平均と比べて、高いのか低いのかを見てみましょう。
高ければ節約を考える良いチャンス! ガス代の節約で一人暮らし生活の見直しを始めてみませんか。

一人暮らしをしながら働く女性のガス代はいくら位?

一人暮らしをしながら働く女性の1ヶ月のガス代平均額は以下の通りです。

●34歳以下 2,639円
●35~59歳 3,411円
(出典:総務省統計局ホームページの2020年資料より)

ただ、家の外にメーターがありガス管を通して運ばれる“都市ガス”と、容器に入っていて交換が必要な“プロパンガス”があり、そのどちらかによっても料金は異なります。
一般的にプロパンガスのほうが都市ガスより料金が高いと言われています。

ガスを使う家事は?

おもに家庭でガスを使うのは“お風呂”と“キッチン”です。
お風呂ではシャワーを浴びたりお湯をためたりするときに、キッチンでは調理や洗いものなど、普段の生活に欠かせないものにガスは使われています。
そこでそれぞれのシーンに合わせた簡単な節約法やおすすめグッズをご紹介します。

お風呂のガス代節約方法

まずは、毎日入るお風呂でできるガス代の節約方法をご紹介します。
お湯をはるときの節約方法はもちろん、シャワーのみの場合も気を付けるべきポイントがあるので、要チェックですよ!

(1)お湯はりの水位とタイミングを見直す

お風呂のお湯をためるときに簡単にできる方法は“水位を低めに設定”することです。
自動でお湯はりができるお風呂なら、少し低めの水位設定にしてみてください。お湯の使用量がぐんと減るので節約につながります。

また“追い焚き機能”がついているお部屋もあるかと思いますが、追い炊きにはガスを使用するため極力使わないように。お湯をはったら温度が下がらないうちにすぐに入るようにしましょう。

(2)シャワーの使い方を見直す

1回のお風呂でシャワーは何分ぐらい使っていますか?
もし“入っている間は出しっぱなし”なら、ぜひ使っていない間は止めてみてください。
シャワーを出している間は水を使っているだけではなく、水をお湯にするためにガスが使われています。温度を上げたりたくさんのお湯を出したりすると、ガスを使う量が増え、ガス代も同じように増えてしまうのです。
髪の毛を洗っている間、体を洗っている間、ぜひシャワーを止めるようにしましょう。

(3)おすすめ節約グッズを活用する

シャワーを止めるのは寒くて嫌だなという方には、節水できるシャワーヘッドがおすすめ。女性でも簡単に付け替え可能なのが嬉しいポイントです。
また、ただ節水するだけではなく美容効果が期待できるものもあります。

少し値段は高くなりますが節約と美容の同時効果があるかもしれないなんて、なんだかワクワクしますよね。ここでは厳選した2つを紹介します。

【1】サイエンスの「ミラブルplus」

@primavera.122

まるで美顔器のような効果が期待できると話題のシャワーヘッド。洗浄力に優れたごく微細な気泡「ウルトラファインバブル」が毛穴の奥まで届き、やさしく汚れを落としていきます。お湯が肌に浸透することでうるおいと温浴効果もアップ。約50%の節水効果があるようです。

【2】ReFaの「ReFa FINE BUBBLE S(リファファインバブル S)」

@etoilemaon

美容機器と化粧品を融合した商品を展開している「ReFa(リファ)」のシャワーヘッド。「ウルトラファインバブル」と「マイクロバブル」というとても小さな2つの泡により汚れをやさしく落とし、心地よく温め、肌にうるおいを与えます。
ボタンによって切り替わる4つの水流があり、「ミストモード」使用時は約67%もの節水効果があるのだそう。

キッチンのガス代節約方法

キッチンでできるガス代の節約は、みなさんいろいろ試されているかと思います。
たとえば「食器を洗っているときにお湯を出しっぱなしにしない」や「お湯の設定温度を下げておく」など。
このほかにキッチンでできる簡単な節約法をご紹介します。

(1)ガスコンロの使用方法を見直す

調理中は少しの工夫でガス代が節約できます。

●煮込み中など鍋にフタをする(調理時間の時短で点火時間減少)
●必要以上の量を沸かさない(量が多いとガス点火時間が長くなる)
●火を鍋からはみ出させない(ガスの火力の無駄使い)
●ガスバーナーの掃除(バーナーが詰まるとガスの出が悪くなり、使用時間が伸びてしまう)

少しの工夫が大きな節約につながるので、ぜひ挑戦してみてくださいね。

(2)おすすめ節約グッズを活用する

キッチンでおすすめの節約グッズは熱伝導が良いお鍋。すぐにお湯が沸き、料理が早く出来上がるといわれています。一人暮らしのおうちを彩る“可愛い”をプラスしたお鍋をご紹介します。

【1】北陸アルミニウムの「雪平鍋」

@winds_overthesky

軽くて熱が素早く伝わるアルミ素材のお鍋。
湯などがサッと沸かせて調理しやすい、プロ御用達の片手鍋です。
昭和レトロな黄金色のものもあるようなので、好みに合わせて選んでみてはいかがでしょうか。

【2】ル・クルーゼの「EOS ソースパン」

@ayapan_ismart

軽量なカーボンスチールにエナメル加工を施した、ホーロー片手鍋。
熱伝導がよくお湯が早く沸くので、一人分の麺類やスープの調理、少量の野菜の下ゆでや温め直し、ゆで卵や出汁をとる際にもピッタリです。

節約をしても変化がなかったら……

平均的にガス代は冬に高くなり夏は低くなりますが、節約を続けてみて特に変化がない場合に確認していただきたいことがあります。

ガス漏れしているかも?

もし節約をしていて変化がなければ、ガス漏れを起こしている可能性が考えられます。
たとえば、使っていないガス栓のキャップが外れている、ガス機器とガス栓をつなぐゴムホースに亀裂が入っているなど。
もし「変だな……」と思ったら、近くのガス会社に問い合わせてみましょう。

まとめ

ガス代の節約は普段の生活の中で簡単に挑戦できるものばかりですが、無理をしないことも大切。
節約が楽しくなるように、節約グッズを使って美容効果を期待したり、見た目の可愛さをプラスしたりするなど、少しエッセンスを加えるのは長く続けるためにもおすすめです。
ガス代の節約を毎日の生活に取り入れて、今よりもゆとりある生活が送れますように。

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