フジ期待の新人・竹俣紅アナに異例SNS指導 野島アナ部長が徹底管理

先輩を反面教師に?フジ期待の竹俣アナ

フジテレビが局をあげて、今年入社した元女流棋士の竹俣紅アナウンサー(22)の教育に取り組んでいる。

竹俣アナは中学生の時にプロ入りし、将棋ファンの間で一躍人気に。女流棋士として活躍する一方、早稲田大学に進学し、タレント活動も行った。2019年3月に将棋連盟を退会して女流棋士を引退、今年春にフジテレビアナウンサーとなった。

入社前から大型新人として注目を集め、4月25日放送のバラエティー番組「一般人、全員笑わせたら勝ち!PIKOOOON」に出演。早くもあまたの看板アナウンサーが出演してきた朝番組「めざましテレビ」のファミリー入りがウワサされている。

ところがその矢先にアナウンス室で大きな問題が起きた。三田友梨佳アナ、井上清華アナ、久慈暁子アナなど、複数の人気アナがカットやネイルの施術を無料で受ける見返りとして店の写真をSNSに投稿し、広告塔を務めていたステマ疑惑が文春で報じられた。野島卓アナウンス室部長(54)が事情聴取に乗り出し、火消しに走ったことで逆に騒ぎが広がった。

フジテレビは弁護士等の専門家に確認した上で「いわゆるステルスマーケティングにはあたらないと考えております」と報道各社にコメントしているが「決して〝良し〟としているわけではない。二度と同じことは起こさないようにしろ、というのが局の方針」(フジテレビ関係者)。

これを受け、野島部長は渦中の女子アナたちはもちろん、とりわけ超大型新人の竹俣アナを熱心に教育しているという。

「先輩アナたちが問題を起こしたことでより一層、竹俣への期待は大きくなった。そのため今は現場慣れさせることよりも、スキャンダル対策などの教育の方に力を入れているのです。アナウンス技術だけではなく、ステマ疑惑などがかけられないようSNSの使い方には気を付けるよう、厳しく指導しています」(テレビ局関係者)

竹俣のインスタグラムは3月に2つの投稿があるだけで、フジ入社以降の更新は止まったままだ。

入社前の昨年には、「メイプル超合金」のカズレーザーとのデート報道があったが、看板アナになるにあたってスキャンダルだけは絶対にダメ。竹俣アナ本人も〝意識改革〟を余儀なくされそうだ。

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